西教寺本堂改築工事 長崎県大村市 平成18年9月竣工
※ 建築用語では、「改築」=既にある物件を撤去して建て直す【一般的にいう「新築」】となります。
弊社の工事名称も、これに基づいております。
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※ 名称や肩書は平成18年当時のものです。
上棟式
工事のひとつの大きな区切りである、上棟式。お施主様、地域の皆様方の歴史に残る、大切なハレの日。ここまでの無事を感謝しながら、古式にのっとって行います。
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棟札(むなふだ)。今回の事業を後世に伝える、貴重な資料です。上棟式後、新本堂の小屋裏(天井裏)にて保管されます。
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境内が大勢の皆様で埋め尽くされました。狩衣(かりぎぬ)、直垂(ひたたれ)等、古式にのっとった衣装で、儀式に臨みます。総代長にも、代表で衣装をお召し頂きます。着付けは、婦人会の皆様にもご協力頂きました。ありがとうございました。
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検知の儀(けんちのぎ)。柱に検知棒をあてがい、建物が設計通り出来ているか、確認する儀式です。検知役は、総代様にお務め頂きます。
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曳綱の儀(ひきつなのぎ)。棟木を棟まで引き上げる儀式です。境内の皆様にも、綱を持って、「えい、えい、えい」と、掛け声を掛けて頂きます。
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だんだんと棟木が上がってきました。
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槌打の儀(つちうちのぎ)。棟木を棟に打ち納める儀式です。この本堂が、『千歳(せんざい)、千年』『万歳(まんざい)、万年』『永々(えいえい)、永遠』に繁栄する事を願い、三回に分けて槌を打ちます。
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お待ちかねの餅撒き。皆様の嬉しそうなお顔に、私共も本当に感激する一日です。