新本堂が出来るまで【4】 瓦工事

本堂改築工事の様子を、145枚の写真で詳細にご紹介しています。

瓦工事

瓦は、皇居の屋根瓦に使われる等、燻し瓦(いぶしがわら)の産地として歴史的に有名な愛媛県の菊間瓦を使用した、本瓦葺き(ほんかわらぶき)です。

  1. 瓦工事-01

    昔は瓦の下に土を置いて葺く土葺(つちぶき;湿式工法)が一般的でしたが、近年は、屋根の軽量化や野地の腐朽防止の観点から、瓦桟(かわらざん)に瓦を引っ掛けて葺く引掛葺(ひっかけぶき;乾式工法)が主流になっています。

  2. 瓦工事-02

    地葺き(じぶき)。野地に打たれた瓦桟(かわらざん)に平瓦を引っ掛け、一枚一枚、釘で止めていきます。

  3. 瓦工事-03

    丸瓦の葺き上げ。雨漏りを防ぎ、強風や振動で瓦がずれるのを防ぐために、丸瓦の下には漆喰を入れて葺きます。

  4. 瓦工事-04

    丸瓦が真っ直ぐに通っています。屋根の面積が広いうえに、屋根地が曲線ですので、高低を揃えて、かつ真っ直ぐに葺くには、経験と技術を要します。

  5. 瓦工事-05

    箕甲(みのこう)部分の葺上げ。慎重に瓦を割り付けます。

  6. 瓦工事-06

    拝巴(おがみどもえ)。破風板(はふいた)の最上部の頂点の巴瓦です。

  7. 瓦工事-07

    いよいよ鬼瓦が屋根に上げられます。瓦工事の大きな節目ですので、「鬼立て式」の儀式を行います。

  8. 瓦工事-08

    屋根に上げられる前に、皆様にじっくりと御覧頂きました。

  9. 瓦工事-09

    大鬼(おおおに;大棟の鬼瓦)の据え付け。

  10. 瓦工事-10

    上手く納まりました!

  11. 瓦工事-11

    大棟の熨斗瓦(のしがわら)の積上げ。大棟の反りは、屋根を美しく見せるためのとても重要な要素です。

  12. 瓦工事-12

    下から見上げた時に美しく見えるように、葺かねばなりません。経験と技術、更には勘も必要な部分です。

  13. 瓦工事-13

    降鬼(くだりおに)。上部の経の巻(三本の円筒部分)には宗紋が、下部中央には寺紋が入っています。

  14. 瓦工事-14

    留蓋(とめぶた)。一体一体、鬼師(おにし;鬼瓦や留蓋専門の職人)の手造りです。

  15. 瓦工事-15

    今日もまた日が暮れます。軒巴(のきどもえ)が端正に並んでいます。

  16. 瓦工事-16

    浮かび上がる降棟(くだりむね)の反り。

  17. 瓦工事-17

    仕上がりまであと少し。

  18. 瓦工事-18

    瓦棟梁の鍋順の田平氏(中央)と職人さん。大浦社寺建築社の瓦工事には欠かせないスタッフです。

  19. 瓦工事-19

    仕上がった鬼瓦(獅子口)と掛巴(かけどもえ)。

  20. 瓦工事-20

    同じく、軒巴(のきどもえ)と唐草。